『少子高齢化の進展に伴い労働力不足が懸念されており、その対策の一つとして移民受入れが検討されているようですが、その前にICTを利活用した「潜在的労働力」の掘り起こしが必要ではないですか・・・』
ちょっと乱暴なまとめ方すると、そんな内容のセミナーに参加してきました。
ここで言う「潜在的労働力」とは、働けるのに働けていない人のことです。
例えば、子育てをしている女性。
女性の場合、結婚を機に27%が離職し、第一子の出産で更に36%が離職するそうです。こうした女性は働く意欲が高い年代です。
また、40~50代の労働者をみると、介護が始まることで77%もの人が離職せざるを得なくなるそうです。もちろん、現役バリバリの労働者です。
こうした子育てや介護で離職した人は、働けるのに働けていない「潜在的労働力」です。
働けるのに働けていない大きな理由が、場所と時間の制約だそうです。
ということは、場所と時間に捉われない働き方ができれば、少子高齢化の進展に伴う労働力不足の解消につながる可能性があります。
この場所と時間に捉われない働き方を実現する一つの手段がICTの利活用です。
IT企業の皆さん、ビジネスチャンスのにおいがしませんか?
NICO情報戦略チーム 倉田
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