「業務で活用するために従業員にタブレット端末を配布したけれど、結局使われなくなってしまった・・・」という失敗談は多く聞かれます。
従業員にタブレット端末を配布する場合、「会社のモノだから私用で使ってはいけない」とか、「セキュリティ上問題があるから、勝手にアプリをダウンロードしてはいけない」とか、いろいろと規制をしていると思います。
多分、それが普通だと思います。
ところが、大阪のある物流会社は全く逆の発想でタブレット導入の効果を上げているそうです。
この物流会社では、従業員6割強にiPadを配布して在庫管理業務を行っていますが、従業員はパートタイムを含む幅広い年齢層でPCなどの操作にも不慣れな従業員も多かったそうです。
では、なぜ効果を上げることができたのか?
その背景には、“徹底的に自由”なiPad運用方針があります。
●ゲームアプリやエンタメアプリをダウンロードするのも自由
●家庭に持ち帰るのも自由
もちろんセキュリティ対策を施したうえで、“徹底的に自由”なiPad運用方針にするという逆転の発想で従業員に楽しみながら自然に使い方を覚えてもらった結果、効果を上げることができたようです。
「なるほどなあ・・・」と思わせる事例です。
NICO情報戦略チーム 倉田
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