気になる記事を読みました。
アメリカのセキュリティ研究者が、車載システムがハッキングできることを実証したそうです。
実験に使用したのはフォードの「エスケープ」とトヨタの「プリウス」。
両車に搭載されているソフトウェアをリバースエンジニアリングし、後部座席でコンピュータを操作しコマンドを送信することで、警笛を勝手に鳴らしたり、高速走行中に急ブレーキをかけさせたりできることを実証したそうです。
さらにはハンドルを操作したり、GPSを誤作動させたり、スピード計や走行距離計の数値をいじったりすることもできたとか。
「自動車がハッキングにより乗っ取られる!」
映画の中での話のように思えますが、現実の話のようです。
ところで、要人を守るVIP用装甲車両があります。これは防弾ガラスや装甲、パンクに耐えうる特殊タイヤといったハード面の対策を施した車両ですが、これからは車載システムのセキュリティ対策を施す必要もありますね。
もちろん、一般車両の車載システムもハッキングされないようセキュリティ対策を施してもらう必要があります。
なにしろ、命に係わりますから・・・。
NICO情報戦略チーム 倉田
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