インターネット上の実名制交流サイト「Facebook」などSNSで結婚相手を探す『SNS婚活』なるものが広がっているそうです。すでにFacebookを使ったお見合いサイトもあり、実際に結婚相手を見つけた方もいるようです。
お見合いサイトを運営している会社では、「学歴や年収、性格などで検索条件をかければ理想の人を効率的に見つけられる。サイト内では実名が公表されることもなく、Facebookの友達であればお互いが表示されることもなく、職場の人など知られたくない人をブロックもできる」とアピールしています。
一方、「個人情報が筒抜けなのでストーカー被害などに遭う可能性も否定できない」と指摘する専門家もいます。Facebookでは、所属会社や既婚などの個人プロフィールは自己申告制なので、嘘の情報で登録できるのが実態です。
リクルートブライダル総研の調査によれば、20~40代の独身男女に「あなたは異性との出会いの場がありますか?」と質問したところ、男性は55.7%、女性は57.6%が「出会いの場がない」と回答したそうです。
職場や身近なところに「異性との出会いの場がない」と思っている人にとっては、『SNS婚活』も出会いの場の一つかもしれません。
『SNS婚活』にメリットがあることは確かですが、危険性を孕んでいることも十分に認識したうえで利用する必要がありそうです。
ところで、一昔前は「世話好きなおばさん」がいて、頼みもしないのにお見合い相手を世話するなんてことがありましたが、今はそんな奇特な人はいないのでしょうか。
NICO 情報戦略チーム 倉田
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