NICOでは、無料もしくはタダ同然で使えるパブリッククラウドサービスを県内企業に上手に活用していただくための活動を行ってきました。10月24日に開催した「ビジネスで、今すぐ使えるクラウド活用講習会」では、”情報共有”と”情報発信”を切り口として、グループウェアのGoogle Apps、サイボウズLive、ホームページ作成のJimdo、FacebookなどのSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)について活用事例を交えてご紹介しました。
講習会に参加していただいた方からは、「Facebookのビジネス活用についてより深く知りたい」という声を多くいただきました。
Facebookは国内利用者が1,000万人、世界では10億人を超えるSNSであり、プライベートでのコミュニケーションツールとしてだけではなくビジネスでの活用事例も増えてきています。事例の多くは、販売や集客を目的とした BtoC ビジネスでのものが中心ですが、今回はあえて県内企業に多い製造業を中心とする、BtoB ビジネスでのFacebookの活用方法に重点を置いた企画としました。
とはいえ、「このように利用すれば有効である」と明確に整理できているわけではありませんので、事例紹介とパネルディスカッションを通じ、参加者の皆さんとともに考える場にしたいと思い、”講習会”ではなく”研究会”という名称にいたしました。
今回はご案内が少し遅くなってしまったのですが、19社 23名の方からご参加いただき、会場は熱気に包まれました。


それではいつものように参加者の感想をご紹介します。
・具体例をお聞かせいただき、わかりやすかった。
・Facebookは進化しているので、次回またトレンドの話やディスカッションを開いていただきたい。
・いいね!の数をどう増やしていくかが課題です。
・Facebookアカウントを持っているということ自体を知ってもらう必要があると思いました
今回ご参加いただいた皆さんは、半数以上がすでにFacebookを活用されているとのことでしたが、どのように情報発信を継続していくのか、どのような活用パターンがあるのか、ということに強い関心が集まりました。また、まだFacebookを使っていないという参加者の方からも、今後活用を検討したいとの感想が多く寄せられました。
県内企業の皆様には、ホームページやFacebookといったパブリッククラウドサービスを上手く活用し、情報発信力を強化していただきたいと思っております。また、NICO情報戦略チームとしてもその使い方をさらに研究し、自ら実践していかなければいけないと感じました。
この研究会で出されたFacebookのビジネス活用のポイントは、今後ブログでもご紹介していく予定です。ぜひ、ご覧ください。
開催案内

acebookは、国内利用者が1,000万人を超えるSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)であり、ビジネスでの活用事例も増えてきています。事例の多くは、販売や集客を目的とした BtoC ビジネスでのものが中心ですが、本研究会では、BtoB ビジネスでのFacebookの活用方法に重点を置き、事例紹介とパネルディスカッションを通じ、参加者とともにそのあり方を研究することを目的とします。
日 時:平成24年12月7日(金) 13:30~16:30
会 場:NICOプラザ研修室(新潟市中央区万代島5-1 万代島ビル11階)
定 員:30名 参加無料
※1社からの参加はお2人まででお願いします。
■開会あいさつ
○財団法人にいがた産業創造機構
情報戦略プロジェクトマネージャー 星野 雅博

■講演Ⅰ 「Facebookビジネス活用のポイント」
リンケージ 代表 植木 利衣 氏
(プロフィール)
新潟ソーシャルシフトの会主宰。主な事業は、Webマーケティングを軸とした戦略的コミュニケーション設計と、Webに関する人材教育。

■講演Ⅱ 「Facebookビジネス活用事例」
~ベースはマーケティング戦略、Facebookはあくまでもツール~
(株)トラステック 執行役員兼事業部長 石黒 茂夫 氏
(プロフィール)
2011年、北陸地域への事業拡大を目指し単身金沢乗り込む。新規顧客開拓を目指し、金沢では友人0人だった男が、Facebookをツールに現在700名を超える友人とつながり、BtoBにチャレンジ中。営業活動と併行して、プロボノ活動として定期的にITセミナーの講師も行なっている。
■パネルディスカッション 「BtoBビジネスでのFacebook活用を考える」
○パネリスト リンケージ 代表 植木 利衣 氏
〃 (株)トラステック 執行役員兼事業部長 石黒 茂夫 氏
○コーディネータ
(財)にいがた産業創造機構 情報戦略プロジェクトマネージャ 星野 雅博
主催/財団法人にいがた産業創造機構