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あなたがリラックスしているかをモニタリング!!ウェアラブル心拍センサであなたの最適な生活習慣がわかる!?(ユニオンツール株式会社/ウェアラブル心拍センサ)


ユニオンツール(株)は、ウェアラブル心拍センサを開発しました。ウェアラブルとは身につけられるという意味で、人体に装着したセンサで常に心拍をセンシングできる製品です。人が身につけられるぐらい製品は軽量で小型になっていますが、モードによっては1週間以上のデータをとり続けることができます

 

心拍の測定は人間の自律神経のモニタリングへとつながり、それは人間がリラックスをしているかの判定や健康管理へ活用することができます。心拍周期の時間変化グラフを周波数解析すると、交感神経や副交感神経の活動状況がモニタリングでき、それが人間のリラックス度合いを反映しています。また心拍の他に、加速度センサや体表温計ももっており、それらを組み合わせたデータも得られます。

現在この製品は研究開発用途で利用されています。例えば、JR西日本ジパング倶楽部では、「健康ウォーキング」のイベントにこの製品を導入して、ウォーキング中の生体情報を計測する企画を実施しました。解析された測定データを後日参加者にフィードバックするこの企画は、定員を上回る応募がありました。この企画には奈良女子大学が協力しており、ウォーキングと生体情報との関係から一人ひとりにあった健康メニューの必要性についての研究を兼ねていました。計測したデータは様々な角度から解析され、今後学会などで発表されるそうです。

 

生体情報を取り扱うIT。自分のリラックスを見える化することで最適な生活習慣がわかるようになるかもしれません。現在この製品を使って、どんな生体情報がどんな価値があるか研究されています。生体情報を利用した新たなビジネスモデルの創造が期待できます。


ウェアラブル心拍センサ
ウェアラブル心拍センサ

■ウェアラブル心拍センサ



開発者/ ユニオンツール(株) 製品開発統括部 開発1グループ 篠崎 亮さん
開発者/ ユニオンツール(株) 製品開発統括部 開発1グループ 篠崎 亮さん

心拍の測定は非常にシビア!!繰返しの実験により測定が可能となりました。

 

弊社はプリント配線板用超硬ドリルのトップメーカです。製品の製造設備は内製化されており、そのための電子基板の設計やソフト開発のノウハウがありました。当時まだプロトタイプ段階であったウェアラブル心拍センサを製品化する話があり、この新規事業を立ち上げました。

 

心拍の測定は難しく、体型、年齢、電極の貼り方によって測定される波形が変わってしまう問題がありました。繰返しの実験によりデータを収集し、アプリケーションソフトウェアを改良することで、多少の波形の違いでも測定ができるようになりました。

 

心拍とともに加速度、体表温が測定できるのがこの製品の特徴です。この製品で測定された生体情報が様々な分野に活用されることを期待しています。


[企業情報]

・ユニオンツール株式会社   http://www.uniontool.co.jp/

 〒940-1104 新潟県長岡市摂田屋町字外川2706-6
 TEL 0258-22-2620 FAX 0258-22-1389 Email shinozakir@uniontool.co.jp


平成24年8月28日取材