2014年

1月

14日

個人情報の保護は必要ですが、それが行き過ぎると問題です。

昨年、これはどうかなと思った出来事です。

 

JR東日本がSuicaのデータを日立製作所に販売したところ、「個人情報保護の観点で問題があるのでは?」といった指摘が多く寄せられ、販売中止に追い込まれたという騒動がありました。

 

個人情報とは、「生存する個人に関する情報であって、当該情報に含まれる氏名、生年月日その他の記述により特定の個人を識別することができるもの(他の情報と容易に照合することができ、それにより特定の個人を識別することができることとなるものを含む。)をいう。」と法律で定義されています。(個人情報保護法第二条第一項)

 

JR東日本が日立製作所に販売したSuicaのデータは、まったく個人情報ではなかったそうです。

 

ただ、具体的にどのようなデータが含まれているかが分かりづらいまま、データ販売の事実だけが報道されてしまったため、過剰な個人情報保護の感覚と結びついて今回の騒動につながったようです。

 

個人情報保護の行き過ぎとも言えるケースは、今回の件だけではありません。

 

例えば、一部の保護者の主張によって学校のクラス名簿が作れないとか、JR福知山線の脱線事故では、負傷者が運び込まれた病院側が法律を理由に安否を尋ねる家族への氏名開示を拒否するということも起きています。

 

昨今、「ビッグデータ」や「オープンデータ」を活用した新しいサービスやビジネスの創出が期待されていますが、こうした行き過ぎた個人情報の保護が、その足を引っ張りそうな気がするのは私だけでしょうか?

 

NICO情報戦略チーム 倉田

 

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