2013年

2月

04日

データ分析の勧め ~Excelを使って自社の業務データを整理・分析してみよう!~ その1

第1回 データ分析の考え方・進め方

NICOではIT経営支援事業として企業経営に役立つIT利活用セミナーや研修会を開催してきました。ここ数年は、ネット販売事例やGoogle、Facebookといったパブリッククラウドツールのビジネス利用など、具体的なクラウド利用事例を中心に「ITを活用して売上利益向上」をテーマに据えたこともあり、皆様から好評に受け止められているようです。 

 

ところで、クラウドシステムの最近の動向では、クラウド上に蓄積された膨大なデータ、最近ではビッグテーブルとかビッグデータなどと呼びますが、これを使った様々なデータ分析活用事例が出ております。アマゾンや楽天などネット通販を利用すると、その後におすすめ商品紹介メールなどが届くなどは日常茶飯事です。このようなデータ分析のビジネス活用はクラウド時代だから出来るものではなく、20年以上も前からExcelなどの表計算ソフトを使い始めた時から行われていました。その時、BI(ビジネスインテリジェンス)などという言葉が流行しましたが、今再びBIという言葉を目にするようになりました。アマゾン、楽天とまではいきませんが、日常の業務データの蓄積量の増大は大手企業だけでなく、中小企業でも当たり前になっています。皆様のサーバ容量はどのくらいですか?かつてはデータ容量を気にしながらコンピュータを使っていた、などという時代もありましたが、今では数年間の業務データを当たり前に蓄積しているのではありませんか。 

 

そこで、今更ながらとは思いましたが、もう一度Excelを使って蓄積されたデータを分析することで企業活動を活性化するヒントをつかんでみませんか。特に今回は「見える化」に特化したビジュアルなデータ分析を目指します。ではさっそく始めましょう。

 

 

その前にくどいかもしれませんが第1回では何故データ分析を行うのかを考えてみましょう。ちょっと長いのですが、宮崎文明氏の「単品管理」という本から引用しましょう。

 

「売上が伸びない、利益が下がっている時こそ、どういういきさつで、そもそもどのように計画して、どういう仕事のやり方でそうなったのか、その検証が大切なのです。その検証から、商品の揃え方と、売り方、さらには仕事のやり方そのものに問題が無いかを掴むことが大切だと考えます。今こそ、筋道立てた商売、仕事のやり方、科学的な経営、マネジメント能力が問われているといえます。」

 

いかがですか。皆様、日々の忙しさの中でも、検証に基づく筋道立てたビジネスが遂行できていますか?ここでいうマネジメント能力とはいわゆるPDCAのことです。

 

マネジメント能力=計画Plan+遂行Do+検証Check+改善Action

 

この検証の部分がデータ分析です。ここが無いと改善につながりません。データ分析で検証し、次につながるPDCAを回してみてください。

図1ー1 販売計画を例にしたデータ分析の使用ポイント(クリックで拡大)
図1ー1 販売計画を例にしたデータ分析の使用ポイント(クリックで拡大)

図1-1に販売計画の例を示しましたが、それぞれのポイントで勘だけでなく実績の検証から具体的な活動方針、数値目標を探っていく行為が必要となります。

 

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