2012年

12月

03日

第18回 ITスキル研究フォーラムセミナーより ~今後、ITエンジニアに求められるのは「マルチスキル」~

 

ITエンジニアを対象としたスキル調査を実施しているITスキル研究フォーラムが、2012年11月27日に「第18回 ITスキル研究フォーラムセミナー」を開催しました。

 

このセミナーで、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)IT人材育成本部 ITスキル標準センターの秋元センター長が、IPAが策定し、普及を推進しているITSSやCCSFといった基準の現状と、今後の方向性について講演していますのでご紹介します。

 

まず、ITSSについては、「10年前に策定されたITSSは依然として有用だが、『クラウドコンピューティング』に代表されるIT業界の大きな変化に対応しきれていない」と指摘しています。
そこで、IPAでは、2008年に策定したCCSFのフレームワークと、昨今の技術動向を踏まえてITSSの改訂についての検討を進めています。

 

さらに、ITスキル標準の観点で見ると、クラウド時代には「専門特化よりも『マルチスキル』の重要性が増す」としています。
つまり、「システム運用に特化した人」「ビジネスコンサルティングに特化した人」よりも、「システム運用からビジネスコンサルティングまで幅広く分かってマルチスキルを発揮できる人」が求められるそうです。

 

今後、この前提でITSSの改訂が進められるそうですが、秋元センター長は「改訂に当っては、既存のスキルモデルを活かして、複数の職種にまたがるスキルをこなせる人材像の典型例(テンプレート)を提示するようにしたい」としています。

 

このテンプレートには、該当する人材像に必要な「システム化推進体制の確立」「業務運用評価指標の確認」といったスキルモデルが含まれ、これを今後、IPAが実施する情報処理技術者試験のカリキュラムにも反映していくそうです。

 

NICO 情報戦略チーム 倉田

 

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