2012年

10月

11日

考える力を鍛えるフェルミ推定!新潟県の小学校の数はいくつか?

最近、考える力を鍛えるトレーニング方法として「フェルミ推定」が注目されています。「フェルミ推定」とは、物理学者のエンリコ・フェルミが名前の由来となっている一種の統計方法で、実際には調査することが難しい大きな量を、限られた情報量から仮定して推測する手法のことです。

 

有名な問題としては、

「アメリカのシカゴには何人のピアノの調律師がいるか?」

「1台のスクールバスにゴルフボールは何個入るか?」  などがあります。

 

注目されるようになった理由の1つは、Google社やコンサルティング会社の入社試験で、このような問題が出題されるようになったことです。これらの会社では、考える力が重要視されていましたが、最近ではこのような思考プロセスができる人がビジネスのいたるところで求められるようになっているようです。

 

今回は次の問題を考えてみましょう。 

「新潟県の小学校の数はいくつか?」

 

私は以下のように仮定して考えてみました。

 (1)  新潟県の人口は240万人とする

 (2)  15歳未満の人口割合は10%とする

 (3)  0歳から14歳までの人口は同等に分布しているとする

 

ここまでの仮定で、新潟県の小学生の数は240万×0.1×(6/15)144,000人 と出ました。

新潟県の人口はだいたい知っていますし、子どもの数は10%台だったと新聞で見た気がするので、ここまでは大きなズレはないだろう、と考えました。

 

あとは、1校あたりの人数が分かれば計算できるわけです。私が通っていた小学校は、1学年4クラスで約120人強、全校児童で800人程度だったと思い出しました。とはいえ、それから少子化も進んでいますし、山間部では小規模な学校も多いはずです。

そこで、思い切って以下の仮定をしてみます。

 (4)  1校あたりの児童数は平均400人である

 

これにより、144,000÷400360校と推測できました。

 

このようにフェルミ推定ではいくつかの要素に分解して、推測していきます。

さて、正解はどうでしょうか。新潟県教育統計によると、平成23年現在で531校というのが正解でした。ちなみに小学生の数は124,116人とのことです。予想したより小学生が少なく、小規模な小学校が多いことが分かりました。

 

最後に1問。「国内で保有されている自動車は何台か?」

私の予想は大ハズレでした。皆さんも推測してみてください。

情報戦略チーム 中村

 

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