2012年

10月

09日

急に具合が悪くなった場合にも使える!救急医療で活用されるクラウドサービス

当ブログでは以前、医療分野でクラウドサービスの活用が広がっていることをご紹介しましたが、今回は特に救急医療分野での活用についてご紹介します。

 

にいがた医療情報ネット」というホームページをご存じでしょうか。このホームページは新潟県が運営しており、県内の医療機関や薬局に関する情報を集約して提供することで、自分の症状やニーズに合った医療機関や薬局を簡単に探すことができます


急に具合が悪くなった場合でも、「自宅から3km以内の耳鼻科」、「○○市で今開いている歯科」など様々な条件で、医療機関を検索することができます。また、医療機関ごとに、対応できる治療内容や診療実績を見ることができます。これらの情報は、医療法という法律に基づき提供が義務付けられているものですので、正確な内容であることが期待できます。


さて、このサイトには一般向けページとは別に、救急病院や消防機関のみが閲覧できる「関係者用ページ」があります。このページでは、救急病院が、(1)診療科ごとに診療や手術が可能かどうか、(2)空きベッドがあるかどうか、を随時入力し、消防機関が患者をどの病院へ搬送するか決める場合の参考とされています。このシステムは、患者の”たらい回し”を防ぎ、短時間で病院へ搬送するための有効な武器として活用されています


さらに先進的な取組をしている自治体もあります。佐賀県では、県内55台の全ての救急車に「iPad」を導入し、救急隊員が患者を搬送した直後に、患者情報、搬送先病院、受け入れ出来なかった病院、などの情報を入力するシステムを導入しました。この結果、システム導入前と比べ、搬送が集中しがちだった救命救急センターへの搬送割合が低下し、平均搬送時間が1分短縮されたそうです。


正確な情報を発信し、共有することはどの分野でも重要であるといえそうです。救急医療分野でも今後ますます、クラウド活用が進みそうです。


情報戦略チーム 中村

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