2012年

9月

24日

うるさい相手を黙らせる!イグ・ノーベル賞(音響学賞)受賞作品『スピーチジャマ-』

 

会議で延々としゃべり続ける人や、仲間同士で辺り構わずおしゃべりをするおばさん集団などに辟易した経験を少なからずお持ちだと思います。
そんな時、一撃のもとに黙らせてしまうような画期的なアイテムがあったらいいのにと思ったことはありませんか。

 

実は、そんなアイテムがあるのです。
その名も『スピーチジャマ-(SpeechJammer)』。
黙らせたい相手の口元に機械を向けて、トリガーを引くだけの簡単操作で、相手はなぜか上手く話すことができなくなるそうです。

 

この機械は、特定の方向からの音だけを拾う指向性マイクと、音を遅らせる電気回路、特定の方向だけに音を出す指向性スピーカーを組み合わせたもの。

おしゃべりをしている人に向けると、その人の声を拾い、0.2~0.3秒遅れて本人に送り返す。微妙に遅れて届く自分の声に脳が混乱して、しゃべり続けられなくなるという仕組みだそうです。

 

この『スピーチジャマ-』を開発したのは、産業技術総合研究所の栗原一貴研究員と、科学技術振興機構の塚田浩二研究員のお二人です。
お二人とも情報学系の博士号を持ち、人間と機械の情報のやり取りを研究する専門家です。
自分の声が遅れて聞こえると脳が混乱するという「聴覚遅延フィードバック」という仕組みを、応用したそうです。

 

ところで、もしかしたら、くだらない機械と思った人がいるんじゃないでしょうか。
そんなことはありません。

今年の「イグ・ノーベル賞」の受賞式が9月20日、米ハーバード大学で開かれましたが、『スピーチジャマ-』は音響学賞に選ばれているのです。
「イグ・ノーベル賞」がどんな賞なのかまでは、よくわかりませんが・・・。

 

この『スピーチジャマー』を使ってどんなビジネスが考えられるでしょうか。
秋の夜長にちょっと頭を捻ってみたら面白いかもしれません。

 

情報戦略チーム 倉田

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