2012年

9月

13日

ソフト開発はものづくり!ソフトウェア業はものづくり企業とみなそう

ソフトウェア業は製造業かサービス業、どちらだと思いますか?
これは、技術力を最大の経営資源とするソフトウェア業の立場ではたいへん重要なことで、モチベーションを上げるために幾度も繰り返されてきた議論です。

 

また、国や県などの補助事業や企業支援制度の枠組みは、その多くが中小企業対象であり、制度を利用したいソフトウェア業は、自社が中小企業なのかどうかが最初のクリアーすべき要件になります。

 

中小企業の範囲は、中小企業基本法で定義されていますが、製造業はサービス業よりもその要件がはるかに緩やかで、ここでもどちらの業種になるかは問題です。現在、ソフトウェア業はサービス業に分類されるため、戦略的に中小企業の枠組みを維持しようと、規模の拡大を抑えているという経営者の話しを聞いたことがあります。

 

最近は、ソフトウェア業をものづくり企業(製造業)とみなそうという動きが各地で出てきています。
兵庫県では、県内に事業所のあるものづくり企業の優れた技術や製品に対し「ひょうごNo.1ものづくり大賞」を贈呈し、企業の研究開発意欲を高めるとともに、一般への知名度を向上させ新たな市場開拓につなげ、県内のものづくり企業の活性化を促進しています。ポイントは、ものづくり企業として、製造業に加えソフトウェア業を定めていることです。

 

年明けの日本経済新聞の紙面では、「ITこそモノ作りの中核」というロバート・コール名誉教授(カリフォルニア大)の主張が印象的でした。「今や大手メーカーの開発部門には多くのソフト技術者が占め、製造業や小売業でも、成功企業はITを戦略的に活用している。官民問わず、あらゆる分野、業界でITは組織や業務のあり方、スピードを変革する原動力となり、ITこそが付加価値向上のためにもっとも必要な技術である」という趣旨のご意見でした。
まったく同感です。

 

経済産業省の平成22年特定サービス産業実態調査報告書によれば、県内のソフトウェア業を含む情報サービス産業の規模は、事業所数282社、従業者数6,321人、年間売上高756億円です。
県内で頑張るソフトウェア業には、ものづくり企業として大いに期待しています。

 

情報戦略チーム 佐藤

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